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HOME日本語TOP著作権Q&A > 3.文化祭/体育祭/発表会

著作権Q&A

3.文化祭/体育祭/発表会

Q3-1.
文化祭でクラスごとに合唱をすることになりました。子供達がJ-POPを歌いたいといっていますが、大丈夫でしょうか?
Q3-2.
体育祭で、毎年人気アニメキャラクターをマスコットとして応援席に大きく描いていますが問題ありませんか?
Q3-3.
高校の演劇発表会で、上演時間が限られるため台本に手を加えようと思いますが、この場合脚本家の許可が必要ですか?
Q3-4.
県主催の書道展に応募しようと思っています。題材に現代詩を書こうと思っていますが、著作権上問題があると聞きました。
Q3-5.
オープンキャンパスなどの模擬授業でテキストや資料を配布する時は著作権が発生しますか?

Q3-1.
文化祭でクラスごとに合唱をすることになりました。子供達がJ-POPを歌いたいといっていますが、大丈夫でしょうか?
A3-1.
著作権法第三十八条では、営利を目的としない場合には、公に上演し、演奏し、上映し、又は口述することができるとされていますので合唱は問題ありません。しかし楽譜のコピーについては注意が必要です。「35条ガイドライン」では、複製の許容範囲として1クラス(50人程度)までとしていますので超える場合は、許諾が必要です。
Q3-2.
体育祭で、毎年人気アニメキャラクターをマスコットとして応援席に大きく描いていますが問題ありませんか?
A3-2.
体育祭や運動会は、学校指導要領の範疇の行事です。指導の先生あるいは、指導を受ける生徒の手によって描かれておれば、問題ありません。ただし、全校生徒や来賓に配るプログラムへの掲載は、複製枚数で問題がありますので、ご注意ください。
Q3-3.
高校の演劇発表会で、上演時間が限られるため台本に手を加えようと思いますが、この場合脚本家の許可が必要ですか?
A3-3.

学内での演劇等の上演は、第三十八条(営利を目的としない上演等)により権利制限を受けます。権利制限の条件は、観衆から料金を徴収しない無料の上演であること。実演者も無報酬であることとされています。問題となるのは、改変ですが、第三十八条では、改変に関する記述がありません。著作権法には、基本的に同一性保持権(第二十条)が存在しますから、記述がなければ、改変を行った時点で第三十八条による権利制限は受けない一般の著作物利用となります。第二十条で改変が認められているものは、「第三十三条第一項(同条第四項において準用する場合を含む。)、第三十三条の二第一項又は第三十四条第一項の規定により著作物を利用する場合における用字又は用語の変更その他の改変で、学校教育の目的上やむを得ないと認められるもの」とされています。よって改変を行っての上演には著作権者の許諾が必要となります。

Q3-4.
県主催の書道展に応募しようと思っています。題材に現代詩を書こうと思っていますが、著作権上問題があると聞きました。
A3-4.

公に作品募集を行う書道展が該当しそうな著作権の制限は存在しません。利用しようとする著作物の作者が没後50年を経っていなければ、著作権の保護期間内ということになります。保護期間内の場合は事前に著作権者からの利用許諾を取ってからの制作となります。出典の表示は、可能であれば、余白に作品名と作者名を記入して下さい。作品の構成上、難しければ作者名だけでも記入するようにして下さい。
個人的な練習として書く場合は、第三十条(私的使用のための複製)に該当しますので、著作者の許諾は必要としません。また、書道の授業や学校教育の一環として行われるクラブ活動においては、第三十五条(学校その他教育機関における複製等)の著作権の制限が適用されますのでこれも著作者の許諾は必要としません。授業やクラブ活動で書いた作品を文化祭や学内の作品展等で展示することも出来ます。

Q3-5.
オープンキャンパスなどの模擬授業でテキストや資料を配布する時は著作権が発生しますか?
A3-5.
在学生以外への模擬授業は、指導要領あるいは大学設置基準に基づく授業ではありません。従って、模擬授業は、第三十五条の著作権の制限に該当しませんので、第三者の著作物を利用するのであれば通常の著作物利用として著作権者の許諾を得る必要があります。